歯周病の考察

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    http://akirashika.com/歯周病の考察歯周病の考察

    歯周病(ししゅうびょう)とは、歯肉、セメント質、歯根膜および歯槽骨より構成される歯周組織に発生する疾患の総称である。歯周疾患(ししゅうしっか ん)、ペリオ (perio) ともいい、ペリオは治療のことを指すこともある。ただし、歯髄疾患に起因する根尖性歯周炎、口内炎などの粘膜疾患、歯周組織に波及する悪性腫瘍は含まな い。

    歯垢(プラーク)を主要な原因とする炎症疾患が多いが、単に歯垢のみでなく、多くの複合的要因によって発生する。また、歯垢が一切関係ない(非プラーク性)歯周疾患も多数存在する。

    歯周病のうち、歯肉に限局した炎症が起こる病気を歯肉炎(しにくえん)、他の歯周組織にまで炎症が起こっている物を歯周炎(ししゅうえん)といい、これら が二大疾患となっている。歯肉炎で最も多いのはプラーク性歯肉炎(単純性歯肉炎)であり、歯周炎のうちで最も多いのは慢性歯周炎(成人性歯周炎)であるた め、歯肉炎、歯周炎といった場合、それぞれ、プラーク性歯肉炎、慢性歯周炎を指すのが一般的である。

    歯科疾患実態調査によると、日本においては歯周疾患の目安となる歯周ポケットが4mm以上存在している割合が、50代の人で約半数に達しており、また、高 齢者の歯周疾患患者が増加していることが示されている。ただし、前回までと比較して調査方法の厳密化がなされていることから、単純比較は出来ないのではな いかとされている。また、8020運動の推進などにより、残存歯数が増加していることも歯周疾患の増加に関わっていると考えられている。

    歯周病は人類史上最も感染者数の多い感染症とされ、ギネス・ワールド・レコーズに載っているほどである。

    歯周病(歯肉肥大)の病態

    歯肉増殖症(しにくぞうしょくしょう)ともいう。 歯肉増殖症とは、歯周病の一種で、種々の原因によって歯肉の過形成が起こることである。

    分類

    単純性歯肉増殖

    歯肉の組織の増殖と、血管の反応性の変化が合併したもの。浮腫は辺縁歯肉に限局している。歯肉溝から滲出液が確認されることもある。 口呼吸があると発症しやすい。

    歯肉線維腫症

    歯肉象皮症とも呼ばれる。非炎症性の歯肉増殖。上下顎の歯肉全体が増大し、歯冠が歯肉に覆われることもあり、この場合に「乳歯の萌出遅延」によって発見・診断される場合もある。

    薬物誘発性歯肉肥大

    種々の薬物によって引き起こされる。

    フェニトイン
    てんかんの治療薬の一つであるフェニトインを長期間服用することで、約50%の患者に発生する。若年者に好発する。再発は多く、特に口腔内の衛生状態の悪い場合は注意が必要である。
    ニフェジピン
    主に前歯部歯肉乳頭に発生し、舌・口蓋部へと進行していく。プラークコントロールが良好であれば歯肉増殖は抑えられる。重度の場合は歯肉 切除術を行う。高血圧症、狭心症の治療薬であるカルシウム拮抗薬 ニフェジピンを服用する患者の15~20%に発生する。ニフェジピンによる発生機序は明らかにはなっていないが、歯肉溝のニフェジピン濃度は血中のそれよ りも高いことが関係していると考えられている。
    シクロスポリンA
    免疫抑制剤であるシクロスポリンAの内服患者の25%~30%に発生する。
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